審美歯科｜ホワイトニングで美しく白い歯を

審美歯科のホワイトニングとは？

通常の虫歯治療などの他に歯の美しさ、口もとの美や魅力的な笑顔を求める歯の美容治療をするのが審美歯科です。
なかでも歯を白くしたい、美しく白い歯を手に入れたい、という方のための審美歯科治療がホワイトニングという方法です。

歯には、年を重ねるにつれてどうしても付いてしまう黄ばみや食事・嗜好など生活習慣によりこびりついてしまう汚れ、また喫煙によるタバコのヤニなどの汚れがあります。このような歯の汚れは普段の歯みがきではなかなか落とせません。

ホワイトニングは、どうしても落ちない黄ばみや汚れを歯を削らずに薬剤を使用して白くする審美歯科の治療方法です。普通の虫歯のない歯であれば、ホワイトニングにより従来の歯よりずっと白く透明感のあるきれいな歯が得られるでしょう。

審美歯科ホワイトニングの種類

ホワイトニングには、審美歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」と患者さんご自身が自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。　さらには、これら「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」、両方のホワイトニングの長所を採り入れ併用した「デュアルホワイトニング」という方法もあります。

「オフィスホワイトニング」は、審美歯科医院でおこないます。歯の表面に歯を白くするための薬剤（ホワイトニングペースト）を塗り、その部分にライトなどを照射して歯を白くする方法です。1回のホワイトニングの治療時間は60分前後が一般的なようです。通院回数は、個人差もありますが1回～数回です。効果はほとんどの方が、その場で実感できるでしょう。

「ホームホワイトニング」は自宅でご自身が行います。まず、自分の歯の形に合わせた専用のマウスピースを作成します。そこに薬剤（ホワイトニングジェル）を入れて歯に装着し浸透させた薬剤により歯を白くする方法です。　通常2～4週間程度行います。効果は1週間後くらいから徐々に現れてくるでしょう。

ホワイトニングに使用する薬剤の成分は、過酸化水素や過酸化尿素などで、通常ホワイトニングに使用しても害がないように低濃度に調整されていますので、歯や体に影響はありません。安全性に問題はないと言われています。

ホワイトニングのメリットとデメリット

ホワイトニング治療により念願の健康的な白い歯を手に入れられても、一生その白さが保たれるわけではありません。
きちんとしたアフターケアが必要です。何もせずに放って置くとせっかくの白い色も1～2年位で後戻りしていきます。ホワイトニングは歯を漂白する行為です。残念ながら、一度漂白したからといって永久的に白さが続くというものではありません。ホワイトニング終了後も美しい白い歯を保つためには、3ヶ月に1度位の定期的診療を受診してください。

ホワイトニング治療は歯を削るわけではありません。歯に塗りこんだ薬剤が歯を漂泊する方法です。歯へのダメージがほとんどなく、痛みもほとんど伴わない安全な方法と言えるでしょう。

ホワイトニングとクリーニング

ホワイトニングの他にも歯を削らずにきれいにする審美歯科治療にクリーニングがあります。

クリーニングは、歯の表面にこびりついて取れなくなってしまった歯垢・歯石や茶しぶ・コーヒーのステイン（着色汚れ）などを超音波や専用器具によってきれいに取り除いてくれる治療法です。自分本来の歯の状態に戻してくれます。

しかし、黄ばみなどにより、歯の色自体が変色してしまっているとクリーニングでは元の白さに戻すのはむずかしいのです。歯の色自体を輝く白さにされたい方にはホワイトニング治療がお勧めです。
わたくしは、3ヶ月に一度、このクリーニングを行っています。1回3,000円ほどの料金になります。

ホワイトニングにかかる費用はいくら？

ホワイトニングにかかる費用は、歯医者さんによって異なりますが、ホームホワイトニングで、2万～5万円、オフィスホワイトニングでは、3万～10万ぐらいが相場となっているようです。自宅で自分が行う分、ホームホワイトニングの方が安価なようですね。

あなたが、どちらのホワイトニング法を選択するにも、ホワイトニング料金にはピンからキリまであります。まずは、カウンセリングなどを受けられ、ご自分が十分納得されたうえで、自分に最適な審美歯科を選ばれるのが一番ではないでしょうか。

ホワイトニング治療前の、虫歯や歯周病の治療費も忘れずに予算に入れておきましょう。また、ホワイトニングには、保険が適用されません。全額自費負担となります。